Pythonのインストールはかんたん
Pythonのインストールは非常にかんたんで、数分で完了します。
本記事では、Windowsでの具体的なPythonインストール手順をインストール後の設定と合わせて解説します。
Pythonのインストール手順
STEP1:Pythonのダウンロード
STEP1-1:Python公式サイトにアクセス
Python公式サイトにアクセスします。
STEP1-2:ダウンロードページに移動
トップページで「Download」をクリックします。
STEP1-3:Pythonをダウンロード
ダウンロードページに移動したら、「Download Python 3.x.x」(xはバージョン番号)をクリックします。
Pythonのインストーラーがダウンロードされます。
STEP2:Pythonインストーラーの実行
STEP2-1:インストーラーをダブルクリック
ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックして実行します。
STEP2-2:「Install Now」をクリック
インストーラーの画面が表示されたら、「Add Python to PATH」にチェックを入れ、「Install Now」をクリックします。
チェックし忘れた場合は、この後紹介するインストール後の設定から追加しましょう!
STEP2-3:インストール完了
画面に「Setup was successful」と表示されればPythonのインストールは完了です。「Close」をクリックしてウィンドウを閉じましょう。
インストールの確認
インストールが完了したら、コマンドプロンプトを開き、正しくインストールされたかを確認します。
STEP1:コマンドプロンプトを開く
コマンドプロンプトに「cmd」と入力してコマンドプロンプトを開きます。
STEP2:Pythonバージョン確認
コマンドプロンプトに「python –version」と入力し、Enterキーを押します。Pythonのバージョンが表示されれば、インストールは成功です。
STEP3:インストール先の確認
通常、Pythonは「C:\Users<ユーザー名>\AppData\Local\Programs\Python」にインストールされます。
このパスに移動してインストールされたファイルがあることを確認します。<ユーザー名>部分はお使いのパソコンのユーザー名に置き換えてください。
Pythonインストール後の設定
環境変数PATHの追加
Pythonのインストール時に「Add Python to PATH」にチェックを入れていない場合は、手動で環境変数PATHを追加しておきましょう。
環境変数PATHにPythonのディレクトリを追加することで、コマンドプロンプトからどのフォルダでもPythonを実行できるようになります。
手順1:「システム環境変数の編集」を開く
「スタート」メニューをクリックし、「システム環境変数の編集」を入力して検索します。表示された結果から「システム環境変数の編集」をクリックします。
手順2:「環境変数」をクリック
「システムのプロパティ」ウィンドウが開いたら、「環境変数」ボタンをクリックします。
手順3:「システム環境変数」の「Path」を編集
「システム環境変数」セクションで「Path」を見つけて選択し、「編集」をクリックします。
手順4:Pythonのインストールディレクトリを追加
「新規」をクリックし、Pythonのインストールディレクトリを追加します。(例: C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Programs\Python\Python312\Scripts\)
「OK」をクリックして変更を保存して完了です。
pipのアップグレード
pipはPythonのパッケージ管理システムで、ライブラリやツールをインストールするのに使用します。
最新バージョンにアップグレードすることで、新機能やバグ修正を利用でき、より安定した環境を保つことができます。
手順1:コマンドプロンプトを開く
「スタート」メニューをクリックし、「cmd」と入力してコマンドプロンプトを開きます。
手順2:pipのアップグレード
コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
python -m pip install --upgrade pip
Pythonのインストールに関するよくある質問
Pythonは無料でダウンロードして使用できます。オープンソースで提供されています。
インストール時にカスタムパスを指定しなければ、以下のディレクトリにインストールされます。
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Programs\Python
デフォルトではインストールされていないため、公式サイトからダウンロードしてインストールする必要があります
Python自体のインストールには約100MBのディスク容量が必要です。ただし、追加のライブラリや開発環境(例えば、仮想環境やIDEなど)を使用する場合、さらに多くのディスク容量が必要になります
Pythonをインストールしてプログラミングを始めよう!
今回は、WindowsでのPythonインストール方法やインストール後の設定について解説しました。Pythonのインストールは手順通りに進めることで数分で完了します。正しくインストールできたら、さっそくPython学習をスタートしましょう。