VSCodeのコマンドパレットで効率が格段にアップ!
VSCode(Visual Studio Code)のコマンドパレットを活用することで、複雑なメニューやショートカットキーを覚える必要がなく、作業効率を大きく向上できます。
本記事では、VSCodeのコマンドパレットの基本的な使い方やカスタマイズ方法、具体的な使い方まで、詳しく解説します。
コマンドパレットの基本
コマンドパレットの開き方
コマンドパレットを開くには、以下のキーボードショートカットを使用します。
OS | ショートカットキー |
---|---|
Windows/Linux | Ctrl + Shift + P |
Mac | Cmd + Shift + P |
ショートカットを押すと、画面の上部に小さな入力ボックスが現れます。ここに何をしたいかを打ち込むと、関連する操作のリストが表示されます。
コマンドパレットが開かないとき
もしショートカットを押してもコマンドパレットが開かない場合は、以下の点を確認してください。
1.VSCodeのバージョンを確認する方法
手順1:ヘルプをクリック
VSCodeを開いたら、画面上部にあるメニューから「ヘルプ」をクリックして開き、「バージョン情報」を選択します。
手順2:バージョンを確認
現在のVSCodeのバージョン情報が表示されます。
手順3:VSCodeの公式サイトで確認
インターネットでVSCode公式サイトのアップデートページを開き、公式サイトの情報と比較します。
2.他のプログラムが同じキーの組み合わせを使っていないか確認
他のアプリやソフトで同じショートカットキーを使用している場合、それが原因でVSCodeのコマンドパレットが開かないことがあります。
同じショートカットキーを使っているか不明な場合は、他のプログラムを一度閉じてみてください。
3.VSCodeの再インストール
VSCodeを再インストールすることで、設定がリセットされ、ショートカットキーでコマンドパレットが開くようになる可能性があります。
1度アンインストールした後に、VSCodeのダウンロードページから再インストールしてみましょう。
インストール方法については、コチラの記事で詳しく紹介しています。
コマンドパレットの基本操作
コマンドパレットの基本的な操作方法を紹介します。例えば、コマンドパレットからテーマを変更したい場合には、以下の手順で変更します
コマンドパレットからテーマを変更する方法
STEP1:コマンドパレットを開く
「Ctrl+Shift+P」または「Cmd+Shift+P」でコマンドパレットを開きます。
STEP2:「テーマ」と入力
入力ボックスに「テーマ」と入力し、リストから「基本設定:配色テーマ」を選択します。
STEP3:テーマの選択と適用
利用可能なテーマのリストが表示されます。
矢印キーを使って好みのテーマに移動し、Enterキーを押して選択します。
よく使うコマンド一覧
コマンド名 | 説明 |
---|---|
View: Show Extensions | 拡張機能を表示 |
Files: Save | 現在のファイルを保存 |
Files: Save All | 開いているすべてのファイルを保存 |
Preferences: Open Settings (UI) | 設定画面を開く(ユーザーインターフェース形式) |
View: Show Search | 検索を表示 |
Terminal: Create New Terminal | 新しいターミナルを開く |
Tasks: Run Build Task | ビルドタスクを実行 |
Debug: Start Debugging | デバッグを開始 |
Preferences: Color Theme | エディタのカラーテーマを選択 |
Help: Show Welcome Page | ウェルカムページを表示 |
View: Toggle Sidebar Visibility | サイドバーの表示/非表示を切り替え |
Go to File | 特定のファイルにジャンプ |
Developer: Reload Window | VSCodeウィンドウを再読み込み |
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コマンドパレットを活用してコーディングを楽に
今回は、VSCodeのコマンドパレットの基本的な使い方やよく使うコマンドなどを紹介しました。コマンドパレットを活用することで、コーディングが楽になり、スピードも大きく向上できます。もっと効率よく作業を進めたい人は、ぜひ活用してみてください。