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VSCode フォント設定|おすすめのフォントやインストール方法

最適なフォント設定でコーディング効率を上げよう

VSCode(Visual Studio Code)で適切にフォントを設定することで、読みやすさとコーディングの効率を大幅に向上できます。

本記事では、読みやすいコードを効率よく書きたい人に向けて、VSCodeでのフォントの設定方法やおすすめのフォントについて詳しく解説します。

VSCodeのフォント設定方法

VSCodeのフォント設定手順

STEP1:「設定」にアクセスする

画面左下の「歯車」アイコンをクリックし、「設定」を選択します。または、キーボードショートカット(Windowsでは Ctrl + ,、Macでは Cmd + ,)を使用します。

設定にアクセスする

STEP2:テキストエディターからフォントをクリック

「設定」タブが開いたら、ユーザーメニューの「テキストエディター」をクリックし、「フォント」選択します。

テキストエディターからフォントをクリック

STEP3:フォントファミリを設定する

「フォントファミリ」の欄に、使用したいフォントの名前を入力します。例えば、「Fira Code」や「Consolas」などです。

フォントファミリを設定

STEP4:フォントサイズの調整

「Edetor: Font Size」の欄に好みのサイズ(例えば「14」や「16」)を数字で入力します。

フォントサイズの調整

「設定」画面を通じて行った変更は、変更を行った瞬間に自動的に適用されます。

VSCodeのおすすめフォント一覧

おすすめ等幅フォント

等幅フォントは、文字の幅が全て同じであるため、コードの読みやすさを高めます。
以下は、開発者に人気の等幅フォントです。

Fira Code

プログラミング用にデザインされたフォントです。
リガチャ(特定の文字列を美しい記号で表示する機能)をサポートしており、コードが読みやすくなります。

Fira Code

Fira Code

Consolas

Microsoftによって開発された清潔で読みやすいフォントです。
Windowsではデフォルトとして設定されています。

Consolas

Consolas

Roboto Mono

Googleによって開発されたフォントです。
幅広い言語とスクリーンサイズに対応しており、クリアな見た目が特徴です。

Roboto Mono

Roboto Mono

おすすめ日本語対応フォント

日本語の表示に適したフォントは、漢字やひらがな、カタカナもクリアに表示されるものを選ぶことが重要です。以下は、日本語対応のおすすめフォントです。

Source Han Code JP

Adobeが開発した、プログラミングやコーディングに最適な日本語対応の等幅フォントです。
日本語と英語が混在する環境でも美しく表示されるようデザインされています。

Source Han Code JP

Source Han Code JP

M+ FONTS

幅広いウェイトとスタイルを持つ、非常に多機能なフォントです。
日本語の表示が非常にクリアで、プログラミングにも適しています。

M+ FONTS

M+ FONTS

Noto Sans JP

Googleが開発したフォントです。
日本語表示にも最適化されており、等幅フォントとしても優れています。

Noto Sans JP

Noto Sans JP

フォントのダウンロードとインストール方法

フォントのダウンロードとインストールは、公式サイトからフォントファイル(ttfまたは.otf形式)をダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを開いて、「インストール」ボタンをクリックします。

ここでは、例として「Source Han Code JP」のダウンロードとインストール方法を紹介します。

Source Han Code JPのダウンロード&インストール手順

STEP1:公式サイトへアクセス

AdobeのGitHubページ、またはGoogleのNotoフォントプロジェクトページにアクセスします。

STEP2:「Source Han Code JP」のダウンロードリンク

GoogleのNotoフォントプロジェクトページでは、画面右上の「Get font」をクリックします。

「Source Han Code JP」のダウンロードリンク

「Get font」をクリックすると画像のように表示されるので「Download all」をクリックしてダウンロードします。

「Download all」をクリックしてダウンロード

STEP3:フォントファイルの解凍

ダウンロードしたフォントファイルを解凍します。(Windowsなら「すべて展開」から解凍します)

ダウンロードしたフォントファイルを解凍

STEP4:フォントファイルを開く

解凍したフォルダ内のフォントファイル(.ttfまたは.otf)を開きます

フォントファイルを開く

STEP5:フォント設定を開く

スタートメニューから「設定」を開き、「個人用設定」の「フォント」をクリックします。

フォント設定を開く

STEP6:フォントファイルをドラッグアンドドロップ

先ほど開いたフォントファイルを、ドラッグアンドドロップしてインストールします。

フォントファイルをドラッグアンドドロップ

以上でフォントのインストールが完了です。VSCodeの「フォントファミリ」の欄に、インストールしたフォントの名前を入力して、フォントが変更されるか確認してみましょう。

フォントの設定手順を確認する

自分好みにフォントを変更して作業効率を上げよう

今回は、VSCodeのフォントの設定方法やおすすめのフォントについて解説しました。フォントは自分に合ったものを使うことで、目の疲れやコードの読みやすさが大きく改善できます。フォントの設定をマスターして作業効率を上げていきしょう。