VSCodeが日本語にならない原因は複数ある
VSCodeが日本語にならない原因には、日本語パックのインストールや言語設定、キャッシュの問題などさまざまな原因があります。
本記事では、VSCodeが日本語にならない原因と対処法、突然英語になってしまった場合の対処法について詳しく解説します。
VSCodeが日本語にならない原因と対処法
原因1:日本語パックがインストールされていない
VSCodeは初期状態では英語表記になっています。日本語に変更するには、日本語パックをインストールする必要があります。
日本語パックのインストール方法については、こちらの記事を参考にしてください。
原因2:VSCodeの言語設定
日本語パックをインストールしても、設定が正しく反映されていないことがあります。以下の手順で言語設定を見直しましょう。
手順1:Command Palette(コマンドパレット)を開く
VSCodeの上部メニューから「View」→「Command Palette」を開きます。
手順2:検索バーに入力
コマンドパレットが開いたら検索バーに「Configure Display Language」と入力して選択します。
手順3:日本語を選択
言語のリストが表示されるので、「日本語」を選択します。
再起動後、日本語表示になっていれば完了です。
日本語が設定されている場合でも、一度「English」を選択し再起動、その後もう一度「日本語」を選択して再起動すると改善することもあります。
手順4:VSCodeを再起動
設定を反映させるためにVSCodeを再起動します。
原因3:キャッシュの問題
VSCodeのキャッシュが原因で日本語にならない可能性があります。VSCodeのキャッシュファイルは以下の手順で削除できます。
キャッシュの削除は少し複雑な作業になるため、不安な場合や他の対処法で解決しない場合は、VSCodeの再インストールが簡単で安全な解決策です。再インストール方法については、こちらの記事をご参照ください。
Windowsでのキャッシュファイルの削除方法
VSCodeのキャッシュファイルは、通常「ユーザーデータフォルダ」内に保存されています。このフォルダを手動で削除する手順は以下の通りです。
手順1:VSCodeを閉じる
最初にVSCodeを閉じます。これを行わないと、ファイルが使用中で削除できない場合があります。
手順2:ファイルエクスプローラーを開く
「Windowsキー + E」を押して、ファイルエクスプローラーを開きます。
手順3:キャッシュファイルの場所に移動する
以下のパスにアクセスします。
C:\Users{あなたのユーザー名}\AppData\Roaming\Code\Cache
注意:AppDataフォルダは隠しフォルダなので、見えない場合は表示する必要があります。
ファイルエクスプローラーで「表示」タブを選択し、「隠しファイル」にチェックを入れます。
手順4:キャッシュファイルを削除する
Cashe_Data内のファイルをすべて削除します。
手順5:VSCodeを再起動する
ファイルを削除した後、VSCodeを再起動します。これで、キャッシュがクリアされた状態で起動します
Macでのキャッシュファイルの削除方法
Macでもキャッシュファイルは、ユーザーデータフォルダに保存されています。Windows同様に、このフォルダを手動で削除します。
手順1:VSCodeを閉じる
Macでも最初にVSCodeを閉じます。
手順2:Finderを開く
Finderを開きます。
手順3:「移動」→「フォルダへ移動」を選択
Finderのメニューで「移動」→「フォルダへ移動」をクリックします。もしくは「Cmd + Shift + G」を押して、直接フォルダパスを入力できるウィンドウを表示します。
手順4:キャッシュファイルの場所に移動する
以下のパスを入力して「移動」ボタンを押します。
~/Library/Application Support/Code/Cache
手順6:キャッシュファイルを削除する
Cache_Data内のファイルをすべて削除します。
手順7:VSCodeを再起動する
削除が終わったら、VSCodeを再起動します。
VSCodeが突然英語になった場合
日本語で使っていたVSCodeが突然英語になってしまった場合、アップデートによる設定のリセットや言語設定の不具合などが原因の可能性があります。
以下の記事を参考に設定を見直して対応しましょう。
VSCodeを日本語で快適に使おう!
今回は、VSCodeが日本語にならない場合の原因と対処法について解説しました。VSCodeが日本語にならない場合には、日本語パックのインストールや言語設定など複数の原因があります。1つずつ対処法を試して、快適にVSCodeを使っていきましょう。